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リゾートの格安別荘を購入した知人の10年間の損得は。

今から10年ほど前、リゾートマンションが、
数万円で売りに出され、テレビのニュース番組、
週刊誌などでよく取り上げられました。

バブル時代に建設された高級物件が、
バブル破綻、維持費の高さなどかが、
数万円といった格安で大量に売りに出されたのですね。

越後湯沢が多かったのですけれど、
周囲には、冬スキーに行くことが多いし、
家の荷物を入れる倉庫代わりにもなる
と購入した人もいました。

知人の中には、別荘の特別競売物件を手に入れた人も。

こちらはマンションではなく、
一軒家。

ある企業の宿泊施設だった別荘が、
その破綻で競売に付されていたもの。
箱根に近い場所で600万円ほど。

それには、ほぼ同額の豪華な家具、
電気製品なども含まれていたそう。

で、思い切って購入。

当初は、家族で夏休み、連休などに出かけていたのですが、
子どもが大きくなったり、両親が年老いて、行く機会が減り、
最近では、自身も片道1時間半ほどの運転がちょっと苦痛になり、
ますます足が遠のいていると。

という訳で手放すことに。

そうしたら、場所が良く、まだ築年数もそんなに経っておらず、
コロナ禍もあり、リモートワークも進んでいるので、
思ってたより高額で売却できる運びになったそう。
(具体的な金額は明かしてくれず)

しかし、こお10年ほどを振り返り、収支決算すると、
もしかして赤字かもと。

というのは、税金に加え、物件の維持管理費が
かなり掛かっていたとのこと。

管理費だけでもつきに5万円ほど。
これは使っても使っていなくてもかかるお金。
さらに10年の間には、まだ新しいとは言え、
修繕、交換などの費用もかかる。

年間に100万円近くはかかった計算に。

それで使った日は、年間で、30日にも満たない年も。

今時は、自分たちが使わない時は、貸し出すということも
出来たそうですが、それもしなかったので、収入はなし。
(エアービー)

という訳で、使う時だけ借りるか、温泉旅館、リゾートホテルに
泊った方がもしかして、気楽で、経済的にも楽だったかもと。

〇長い間あけておいて、次に行った最初の日は、
 ほぼ半日以上、掃除にかかりきり。
 掃除を含めて管理してくれる場合もあるが、別料金。

〇水道などの水回りも、使っていないと傷む。

別荘を維持するのってやはり大変なんですね。

〇父方の叔母さんは、数年前、ずっと別荘として
 使っていた八ヶ岳南麓に引っ越し。
 叔母さんのように、別荘を住まいにする人は、
 その別荘地では増えているそう。

〇今、注目を浴びている二拠点生活。
 よい点はいろいろあるのですが、
 人はみな年を取る。年を取った場合にどうするか。
 特に移動手段、医療施設などを考えておくべきだと。


楽しい!2拠点生活


〇ある企業を定年退職した知人は、
 その後、同じ企業に嘱託として再就職。
 当初は、江東区のマンションと千葉の住居の二拠点生活。
 しかしコロナ禍もあり、出社が減ったし、家族も同様に
 出社が減り、さらにお子さんが進学したこと さらに
 本人が、65歳を超えたこともあり、マンションを引き払い、
 現在は、千葉県の家に居住。

2023年2月4日、
いや、また越後湯沢の物件が息を吹き返しているよう。
わからないものですね。

《新潟・湯沢のリゾマンいきなり「爆売れ中」の真因
一時10万以下もあったが、200万超え物件も
東洋経済オンライン / 2023年2月3日 7時30分》
https://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20230203_649949/?p=1



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