記憶力の良かった知人。最近、立て続けに同じ本、食品などを買う失敗で自信喪失。

あなたは買物をするときに、
買物メモを持っていきますか。

最近では、スマホの買物リストアプリなどを
使っている人も多いかも。

自分より年上の知人は、
記憶力が良いことが自慢。

仕事上のデータ、取引先の細かな特徴、
出来事などをすべて把握していました。
プライベートでも買物や用事などは、
メモなどせず、
頭の中に記憶して行っていました。

帰宅時の買物など、毎回買うものも
あるのでしょうが、20個くらいを
覚えていて、短時間ですませていました。

ところが最近、2日前に買った
ある食品を続けて購入してしまったそう。

それだけでも本人にとってショックですが、
その次の日、前から読みたいと思っていた
作家の本を町の書店で買い求めたところ、
なんと書誌の机の上に同じモノが。

そう少し前に、ネットで注文、
翌々日に届いたものを箱から出して
机の上に置いていたのでした。

ネットだけなら、購入ボタンを押す時に、
買ったかどうか、示してくれますから、
気付くことが多いですけれど、
ネットと実書店では、そうした注意喚起は
してくれませんからね。

自分は、以前、同じBlu-rayを1ヶ月もおかず、
買ったことがあるので、この知人のことは、
他人事と思えないのですが、こうした同じモノを
買ってしまうというミスは、年を取ると起こりうる
ことのよう。

認知症の人は、同じモノを何個も
何度も買ってしまうということがあるようですが、
そこまで行かない場合でも、認知機能に衰えが
あると、こうしたことが起こりがち。

認知症の場合、本人に自覚がない。
まだ知人は自分の場合は、同じモノを
買ったという自覚があります。

しかしこうした失敗は、脳機能が衰えている証拠。
それを認識していないといけませんね。

〇タンパク質、ビタミンB群、脂質などが
　不足すると、脳機能が低下することも。

《脳の老化を防ぐ！食から考える脳の健康》
https://www.taisho-kenko.com/column/53/

〇アンチエイジング、認知症研究の第一人者
　医師の白澤卓二さんの著書。