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飯田橋の名画座ギンレイホール、2022年11月27日、閉館。48年でひとまず幕。

2022年11月28日の朝日新聞の夕刊に、
飯田橋の名画座ギンレイホールが
27日に閉館したとのニュースが掲載されていました。

ビルの老朽化で建替えのため立ち退くとのこと。
移転先は、神楽坂地区を念頭に交渉中とのこと。

閉じたままではなく、移転を目指している
という点でちょっと安心しました。

このギンレイホールには、
大学生時代、よく通いました。

従兄弟が神楽坂に事務所を持っていて、
さらにギンレイホールのすぐ近くの
軽子坂には、知人の会社があり、
飯田橋、神楽坂はよく訪れました。

大学生の頃は、暇はあっても、お金はなし。
ロードショーは、ほんとに一年で数えるほど。

あとは、ほとんどが
東京各地にあった名画座で見ていました。

銀座の三原橋のシネパトス。
三軒茶屋の三軒茶屋中央劇場、三軒茶屋シネマ、
ギンレイホール、早稲田松竹、下高井戸シネマ、
目黒シネマなどなど。

一番は三軒茶屋だったけれど、
次がギンレイホールかなー。

社会人になっても通ってたなー。
もうかなり前だけれど、
年間パスも持っていた時期があったなー。
(ギンレイ・シネマクラブ、年間10800円)

いくと、言葉は交わさないのだけれど、
常連さんがいて、「ああ、あの人、来てる」
と思ったり。

多いときには、1日1館で三本、見たり、
さらに時間を調べてはしごしたり。

インターネットがなかったから、
「ぴあ」で調べて、計画を練ったりしたなー。

おそらく今、やれといわれたわ、絶対無理ですけどね。

けれど、ギンレイホールにしろ、他の名画座には、
貧乏な若者だけでなく、シニアの方も意外に
来てましたね、今考えると。

定年されて時間に余裕が出来た方が、
過ごすには、いい場所ですよね。

今は、Netflixなどの動画配信サイトがあるので、
かなり楽しめますが、そうした動画配信にかからないものも多く、
また自分のセレクションではなく、目の肥えた人の選択で、
新たな映画の発見が出来たというのも、名画座の魅力でしたね。

「天井桟敷の人々」「ミツバチのささやき」など、
三茶、目黒シネマで見たけれど、その時の映画館の
風景とともに覚えていますね。

飯田橋ギンレイホールの再開は、
早くても1年以上かかるとのことですが、
じっくり待って、新しいギンレイホールに、
足を運びたいですね。

関連エントリー
学生時代、通っていた名画座「三軒茶屋シネマ」が2014年7月20日で閉館。
トクダス
銀座に残った名画座「シネパトス」。2013年3月で閉館。耐震性の問題で。




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